20年ぶりにハワイへ行くのに、パスポートの取り直しから始まり、ESTAの申請も自分でしました。ESTAというシステムが導入されていることを知らず、あやうく取得しないまま出発日を迎えるところでした(汗)
実際の申請の時は、いろいろなサイトを参考に入力を進めましましたが、もっとここの説明があったら戸惑わないのに…と思ったことがありましたので、それらの点を含めて、詳しく記入例・画像付きで申請方法を説明します。
ちなみに、私が申請にかかった時間は、初めてだったこともありしつこく確認しながら入力したので30分位だったでしょうか。速い人だと、15~20分位で申請できるかもしれません。
目 次
ESTAとは?
そもそもESTA(電子渡航認証システム)って?
ビザ免除プログラムに参加している国(日本も含む)のアメリカ渡航者は、90日以内の短期滞在が目的ならビザの取得が不要な代わりに、「電子渡航認証システム」(通称ESTA/エスタ)」の申請と認証が必要になり、2009年1月12日から義務化された。これまでは、飛行機内で配られる「I-94W」と呼ばれる出入国カードに必要事項を記入していたが、これに代わって査証免除の認証を受けるというもの。アメリカで乗り継ぎをする場合も同様で、申請を怠ると、入国や搭乗が拒否される場合もある。申請は飛行機に乗る72時間前までに、インターネットから行う。(ブルーガイドわがまま歩き「ハワイ」より)
ESTAの申請料金は、1人14.00ドル。
1度渡航認証を受けると2年間有効。
クレジットカード/デビットカードまたはペイパルで支払う必要があります。
「ESTA申請公式ウェヴサイトQ&A(日本語)」より
このESTAの申請は、旅行代理店や代行会社でも代理で申請してくれるみたいですが、5,000円~8,000円するようです。
ちなみに、私がツアーを申し込んだJTBでの渡航手続き代行料金は、
「取得代行手数料として1人/1回につき4,320円(消費税込)+ 14USドル」とのこと。ということは、約6,000円位。
自分で申請すれば14.00ドル。1ドル110円で計算したとしても、約1,540円。もちろんこれも自分で申請した方が断然お得です。
◆ 初めてESTAの申請をする時は6つのものを手元に準備!
初めてESTAを申請する人は、下記の6つを手元に準備してから申請を始めるとスムーズに入力できると思います。
【手元に準備するもの】
① パスポート
② 現住所を英語表記にしてメモしておく(またはPCのメモ帳など入力しておく)
③ 自身のメールアドレス
④ 勤務先名と住所を英語表記にしたもの,電話番号
(現在退職している場合は、直近の勤務先情報)
⑤ ハワイ(米国内)での滞在先(ホテル名),住所,電話番号が書かれたもの(ツアー日程表など)
⑥ クレジットカード
◆ ESTA申請の大まかな流れ
1.ESTA申請入力 … 入力する項目は、大きく分けて下記の3つ
- 申請者情報 … 氏名,生年月日,出生地,パスポート番号・発行日・国・有効期限,両親の氏名,自身の住所・電話番号,メールアドレス,勤務先名・住所・電話番号
- 渡航情報(米国内での連絡先 )… ホテル名・住所・電話番号,緊急連絡先(親や家族の氏名・電話番号)
- 適格性の質問 … 9つ
2.申請(入力)内容の確認 … 上記3つの項目の入力が終わったら、それぞれの入力内容確認画面が現れます。内容を確認し、再びパスポート情報の入力
3.最後に支払い … クレジットカード情報を入力し、「認証が承認されました」と出たら画面を印刷して終わりです。
申請入力手順(記入例)
では申請スタートです。
(例 〇:TOKYO ×:TOKYO)
◆【ESTA公式申請画面】にいきます。
ESTA公式申請サイトはこちら↓
画面の赤枠部分をクリック、または入力していきます。
【最初の画面】↓「新規の申請」をクリック
【次の画面】↓「個人による申請」をクリック
【次の画面】↓「確認&続行」をクリック
【次の画面】↓「はい、私は…」に✔を入れ、「次へ」をクリック
【次の画面】↓「はい、私は…」に✔を入れ、「次へ」をクリック
◆ 次の画面で「申請者情報を入力」
いよいよ入力のスタートです。
氏名,性別,生年月日,出生地,パスポート番号・国籍・発行日・国・有効期限,両親の氏名,自身の住所・電話番号,メールアドレス,勤務先名・住所・電話番号など
◆ 次の画面で「渡航情報の入力」
下記のことを入力します。
- 米国内の連絡先:滞在先(ホテル名)と住所,電話番号
- 緊急連絡先:親や家族の氏名,メールアドレス,電話番号
◆ 次の画面で「適格性についての質問」に答える
↓ 質問に答え「申請内容に関する証明」に✔を入れ「次へ」をクリック
◆ 次の画面では入力した「申請内容の確認」をする
これまでに入力した
- 「申請者情報」
- 「渡航情報」
- 「適格性についての質問」
の内容が表示されるので、合っているか確認します。もし間違いがあれば、右上の「Edit」をクリックして訂正します。
入力した内容の全ての確認が終わったら、
パスポート番号、発行した国、姓、生年月日を入力し「次へ」をクリック。
◆ 最後に【支払いに関する画面】
※ すぐに支払う場合は、「免責事項」に✔を入れ「今すぐ支払う」をクリック。
※ すぐに支払わない場合は、申請番号を控えておくか印刷して期限までに支払う。
↓ 支払方法を選択して続行
↓ クレジットカード情報を入力する
↓ カード情報が合っているか確認し、「私はカード発行…」に✔を入れ「送信」
↓「認証は承認されました」と出たらこの画面を印刷して終了です。
お疲れさまでした。終了しました!
ただ、私が申請した時は、最後に下記のメッセージが出て「認証保留」となり、ちょっと焦りました。
「認証は保留中です」
「即座に決定を下せないため、あなたの渡航認証は審査中です。この回答は陰性所見を示唆するものではありません。72時間以内に判定が下されます。再度このウェブサイトにアクセスし、すでに提出済みの個人または2人かそれ以上のグループ認証に関するESTA状況を確認してください。」
「72時間以内に判定が下されます。」ということですので、すぐには認証が承認されない場合もあるようです。そういう場合は、慌てずに「申請番号」を控えます。
◆ ESTAの申請が保留になった場合の申請状況の確認の仕方
保留になった場合は、しばらく待ってから再びESTA公式申請サイトに行き、
↓「既存の申請内容の確認」をクリック
↓「個人申請の状況確認」をクリック
↓「確認&続行」をクリック
↓ パスポート番号、生年月日、先ほど控えた申請番号を入力し「申請の検索」をクリック
次の画面に、認証の結果がでます。
私の場合、15分後位に確認したら、「認証は承認されました」と出ました。もっと時間がかかることもあるようですが、「72時間以内に判定」ですので焦らず何度か確認しましょう。
この「認証が承認されました」と出ている画面を印刷して手元に保存しておきます。
出入国の時に提示を求められることはありませんでしたが、何かの時のために旅行の時は携帯しました。
ESTA申請については以上です。
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他にも、ハワイ一人旅の旅行記や、「滞在4日間の詳細スケジュール」、「英語話せないけど大丈夫?&美味しかった物ベスト3」などを記事にしました。