甘酸っぱいジャムが好きです。いちごジャムやりんごジャム、ブルーベリージャムなどより、酸味のあるキウイジャムやプラムジャム等。
ですので、夏のプラムの時期や、キウイが出回り始める8月末からは、普段より安売りする時を狙って多めに買ってジャムを作ります。
先日、近所のスーパーで普段は1個98円のキウイが、1個50円と安売りの日があったので、待ってました!とばかりに6個買ってきてジャムにしました。
簡単キウイジャム(他の果物でも可)
ジャムは3つの材料で簡単に作れます。
- 果物(キウイ,プラム,いちご,りんご,ブルーベリー等)
- 砂糖(又ははちみつ)…… 果物の可食部の20~25%
- レモン汁 …… 大さじ1
市販のジャムは保存性を高めるために、砂糖が50~60%入っており、低糖とうたっているジャムでも40%入っています。それに比べ、自家製のジャムは自分好みの甘さに調節できるうえ、季節毎のフレッシュな果物で作って楽しめるのがいいですね。
私が自分で作る時は砂糖(はちみつ)は20~25%です。かなり低糖のように感じますが、これでもしっかり甘みが感じられ、かといって甘すぎることもなく、ちょうど私好みのすっきりした甘さのジャムになります。
計算方法は、砂糖の重さ(g)÷1.3=はちみつの重さ(g)
例:砂糖が100gの場合 100÷1.3=はちみつ 約77g
【ジャム作りにレモンを入れる理由とは?】
・レモン汁(酸)を加えることで、ペクチンのゲル化を促す。
・酸が酵素の働きを抑えるので、色が鮮やかになる。
(参照)「リカ的料理の楽しみ方」
レモンは上記のような理由以外でも、入れた方が味が引き締ります。
◆ キウイジャムのレシピ
材 料 | 量 | 概 要 |
キウイ | 6個(488g) | 皮をむいた状態(可食部) |
グラニュー糖 |
約98g (可食部:488g の20%) |
自家用なので私は常備している黒砂糖かはちみつ で作ってしまいますが(適当^^;)、ジャム作り にはグラニュー糖が素材の風味を邪魔せず雑味の ないすっきりした甘さの、色鮮やかなジャムにな り適しています。もちろん上白糖でも可。 |
レモン汁 | 大さじ1 | 最後に加える |
今回、出来上がったジャムの量は360g位でした。小さいジャム瓶(160g)2個あまり。
◆ 作り方
1)キウイは皮をむき、4つ割りにし、3~4mmのいちょう切りにする。
2)切ったキウイを鍋に入れ、砂糖(はちみつ)を加えて混ぜ、しばらく(5~10分)置いてなじませる。
3)中火にかけ、途中アクを取りながら、焦げないないようにかき混ぜつつとろみが出るまで煮る(約20分位)。目安は「ぽたっ」と落ちる位の固さ。
↓写真はプラムジャムを作った時のもの
4)最後にレモン汁大さじ1を加えて完成。
5)殺菌したガラス瓶に、ビンが熱いうちに熱いジャムを詰める。ビンが冷えた時にふたがへこんでいれば密閉完了。低糖なので冷蔵庫で保存し、早めに食べる。
保存ビンの殺菌方法
【鍋で煮沸消毒編】
鍋にビンと蓋とかぶる位の水を入れて沸騰させ、5~10分煮沸消毒する。
【電子レンジ編】
ビンはきれいに洗い、水気を残したまま電子レンジに入れ、ビン2個で2~4分加熱する。(水気がなくなるまで)蓋はレンジに入れると危ないので小さい鍋等で煮沸消毒する。
他のジャムレシピ↓