2018年1月25日放送の日本テレビ『得する人損する人』では、三ツ星レストランの超一流シェフも驚いた得ワザベスト15を紹介していました。
なんでも、番組で紹介した得ワザに関してのアンケートを、ミシュランの星をいくつも獲得している超一流シェフ軍団に実施し、その結果をもとに延べ700の得ワザの中から本当に役立つ得ワザのベスト15ということだそうです。
どれも試してみたいものばかりでしたので(特に1,3,4,8,12,13,15位はすぐにでも試してみたいと思いました)、まとめてみました。
目 次
- 第15位:レタスはつまようじ3本で1週間たってもシャキシャキ!
- 第14位:冷凍した肉や魚は鍋で挟めば5分で解凍!
- 第13位:生卵を冷凍すれば濃厚クリーミーな卵かけご飯に!
- 第12位:野菜にパン粉をまぶせば3時間でぬか漬け風に!
- 第11位:中華ドレッシングを使えばチャーハンが味付け不要でパラパラに!
- 第10位:外国産のうなぎはほうじ茶と一緒に焼くとお店の味に!
- 第9位:カップ焼きそばは電子レンジを使えば生麺風に!
- 第8位:ニンニクの皮はボウルを合わせて振れば触らずにむける!
- 第7位:揚げ物は衣にビールを入れれば時間が経ってもサクサク!
- 第6位:冷凍うどんは水をかけてレンチンするとコシが出る
- 第5位:カップのプリンは持って一回転するとキレイに取れる!
- 第4位:食パンはアルミホイルに包んで冷凍すればモチモチをキープ!
- 第3位:大根の皮は包丁を使わず親指で簡単キレイにむける
- 第2位:目玉焼きはザルを使えば高級ホテル風に!
- 第1位:アサリは50度のお湯に漬けるとたった15分で砂抜きできる!
第15位:レタスはつまようじ3本で1週間たってもシャキシャキ!
レタスは冷蔵庫に入れる前に芯につまようじを3本間隔をあけて深く刺すと、シャキシャキのまま保存できる。
(出典:番組公式HPより)
レタスの芯には細胞分裂をして育とうとする生長点というものがあり、収穫後もその生長点が活動を続けることで劣化が進むのだそうです。
(出典:番組公式HPより)
そこで、冷蔵庫に入れる前に、芯につまようじを3本間隔を開けて刺すと、成長点に作用し新鮮のまま保存できるそう。
また、白菜やキャベツにも応用可能だそうですが、成長点が奥にあるため「竹串」などで深く差すことをおすすめ。
第14位:冷凍した肉や魚は鍋で挟めば5分で解凍!
冷凍した肉や魚はキッチンにある2つの鍋で挟めばたった5分で解凍できる!
これは、冷凍肉よりも温度が高い鍋の水や外気の熱がアルミの鍋に伝わり、その熱が冷凍肉に移動する「熱伝導」という性質をうまく利用した得ワザ。
「アルミ」の鍋が一番熱を伝えやすい。
【方法】
- アルミ鍋2つ
- 水(鍋底から3cmほど)
- 冷凍の肉や魚
1.ひとつの鍋に、鍋底から3㎝程の常温の水を入れる(お湯だと肉に火が通ってしまう恐れがあるため)
2.もう一つの鍋をひっくり返し、ラップに包んだ冷凍肉を置く
(出典:番組公式HPより)
3.水(常温)を入れた鍋を冷凍肉の上に乗せる
(出典:番組公式HPより)
4.5分程待つ(肉の厚さや大きさにより解凍時間も変わるので様子を見ながら)
第13位:生卵を冷凍すれば濃厚クリーミーな卵かけご飯に!
生卵を前日に冷凍しておけば、翌朝濃厚クリーミーな卵かけご飯ができる!
【究極の卵かけごはんの作り方】
1.卵を殻付きのまま丸ごと冷凍する。(卵は冷凍すると膨張して殻が割れてしまうので、ジップロックなどの袋やタッパーなどの容器に入れて冷凍する)
2.殻をむき皿にのせてラップをし、500Wの電子レンジで50秒程加熱し解凍する。(卵の冷凍具合や電子レンジによるので、短い時間から様子を見ながら加熱する。まれに黄身が破裂してしまうことがあるので、時間に余裕があれば自然解凍がおすすめ。)
(出典:番組公式HPより)
3.卵の白身と黄身を分ける。
(出典:番組公式HPより)
4.卵白を先にご飯にかけ、よく混ぜる。
5.そのご飯に黄身をのせ、しょうゆをかければ完成。
第12位:野菜にパン粉をまぶせば3時間でぬか漬け風に!
パン粉にはぬか床と同様、野菜を発酵させる酵母が含まれており、発酵を早めるデンプン量がぬかの約1.5倍あるため、3時間でぬか漬け風になるそう。
(出典:番組公式HPより)
【材料】
- きゅうり1本(又は一口大に切ったニンジン、大根、ナス、白菜、セロリ)100g
- パン粉・・・大さじ1/2(食パンをおろした生パン粉でも可)
- 塩・・・・・小さじ1/2
- 砂糖・・・・大さじ1/2
- 板ずり用・・塩少々
【作り方】
1.きゅうりに塩をまぶし、まな板の上で板ずりし(味がしみ込みやすくなる)、水で塩を洗い流す。(他の野菜の場合は、一口大に切って塩もみし、水で洗い流す)
2.ジップロック等の袋に、塩、砂糖、パン粉を入れよく混ぜる。
3.そこにきゅうりを入れて味がなじむように揉み込む。
4.冷蔵庫に入れて3時間寝かす。
5.3時間後、きゅうりのまわりについているパン粉を洗い流せば完成。
第11位:中華ドレッシングを使えばチャーハンが味付け不要でパラパラに!
冷蔵庫の中華ドレッシングで味付け不要!絶対失敗せずにパラパラチャーハンができる!
中華ドレッシングには、塩・醤油を始めチキンエキスパウダーなどチャーハンに必要な調味料がすべて入っているため、失敗せずにおいしいチャーハンができる。中華ドレッシングの油がご飯をコーティングして、お米同士がくっつきにくくなる。
【材料】
- ご飯・・300g
- 中華ドレシッング・・大さじ4(ノンオイルドレッシングはNG)
- 卵・・2個
- 万能ネギ・・大さじ2(1~2本を小口切り)
【作り方】
1.火をつける前に、フライパンにご飯とドレシッングを入れ、よく混ぜる。(ドレッシングの油がご飯をコーティングしてお米同士がくっつきにくくなる)
2.ご飯にドレッシングがよく混ざったら、ゴムベラなどで粘らないように混ぜながら強火で炒める。(ドレッシングに入っているお酢に含まれる酸が、お米のぬめりの元である
デンプンが流れ出るのを止め、ねばり気が出るのを抑えてくれる。酸は加熱により飛ぶため気にならない)
3.ご飯を片側に寄せて卵を割り入れ、半熟状態になったところでご飯と絡める。
4.仕上げに万能ネギを散らせば完成。
第10位:外国産のうなぎはほうじ茶と一緒に焼くとお店の味に!
外国産のうなぎは、一度水洗いしてほうじ茶と一緒に焼くと炭火で焼いたようなお店の味に!
【材料】
- 市販のうなぎの蒲焼き・・1枚
- 酒・・小さじ2
- 水・・小さじ2
- ほうじ茶の茶葉・・大さじ2
タレ
- 付属のタレ・・50ml
- レモン汁・・小さじ1/4
- 醤油・・小さじ2
【作り方】
1.蒲焼きを、表面についたタレや脂(時間が経って臭みが出ているため)が完全に取れるまで水でよく洗い流す(水分を吸収しふっくら焼きあがる)
2.アルミホイルで器を作り、水で洗ったうなぎの皮を上にして置く
3.酒と水をうなぎにかける
4.ほうじ茶の茶葉(大さじ1)を、アルミホイルの器に入れる(同じものを2個用意。ほうじ茶の茶葉の煙により炭火風の香ばしさが付く)
5.魚焼きグリル(又はトースター)にうなぎをほうじ茶で挟むように置き、約6分焼く
(出典:番組公式HPより)
6.付属のタレに醤油とレモン汁を加え、ラップをせずに600Wのレンジで1分加熱する
7.焼きあがった蒲焼に、6.のタレをかけたら出来上がり
第9位:カップ焼きそばは電子レンジを使えば生麺風に!
カップ焼きそばは電子レンジを使えばふっくらモチモチ!生麺のように美味しくなる!
電子レンジで加熱することにより、麺に含まれる余分な水分を飛ばす事ができ、生麺のようなモチモチの食感になる。
【作り方】
1.カップ焼きそばにお湯を入れる
2.表示された時間より1分ほど早くお湯を切る
3.皿に移し、500Wの電子レンジで2分ほど温める
第8位:ニンニクの皮はボウルを合わせて振れば触らずにむける!
ニンニクの皮は二つのボウルを合わせ、10秒間振るだけで手で触らずにむける!
ボウルの中で振られることにより、ニンニクの粒同士がぶつかり簡単に皮がむけるそう。
【方法】
1.ニンニクを1粒ずつにバラし、ボウルに入れる(空きビンでも代用可)
2.もう1つのボウルを合わせるように被せ、10秒間振る(ビンの場合は蓋をして振る)
(出典:番組公式HPより)
第7位:揚げ物は衣にビールを入れれば時間が経ってもサクサク!
揚げ物は衣にビールを入れて揚げれば、お店のように時間が経ってもサクサクに仕上がる。
衣にビール入れることでビールの炭酸の泡で衣に空気が入り込み、サクサク食感になる。
ビールのアルコールでエビの臭みも消え、コクも出る。アルコールは加熱することで飛ぶ。
第6位:冷凍うどんは水をかけてレンチンするとコシが出る
冷凍うどんをサッと水にくぐらせて耐熱皿にのせ、電子レンジ(600W)で表を1分半、裏返して1分半加熱すると、外側にだけ水分が浸透し、打ち立てのようなコシが出る。
第5位:カップのプリンは持って一回転するとキレイに取れる!
カップのプリンは、持ったまま体を一回転するとキレイに取れる!
遠心力の働きで、中のプリンが外へいこうという力で歪み、隙間ができ、中に空気が入りストンと落ちる。
【方法】
1.プリンをお皿に裏返しにする
2.プリンとお皿をしっかり押さえる
3.そのまま勢いよく体ごと一回転すればカップからプリンがお皿に落ちる
(出典:番組公式HPより)
第4位:食パンはアルミホイルに包んで冷凍すればモチモチをキープ!
食パンはアルミホイルに包んで冷凍するとふっくらモチモチがキープできる!
食パンを普通に凍らせるとパサパサになってしまうのは、パンの食感のもとである「デンプン」が壊れるため。
熱伝導の速いアルミホイルで包んで冷凍すれば、デンプンを壊さず急速冷凍できる。
【包み方】
1.食パン(1枚)をなるべくアルミホイルが密着するように密封する(隙間が多いと中の空気が邪魔してパンの凍るスピードが落ち、急速冷凍にならない)
2.そのまま冷凍庫で凍らせる
第3位:大根の皮は包丁を使わず親指で簡単キレイにむける
大根には皮と身の間に「筋」という部分があり、その部分には水分の隙間があるので、そこに親指を入れると簡単にむける。
【方法】
1.大根を5㎝程度の厚さに切る
2.大根の皮と実の境目までつまようじを刺し、そのつまようじを上から下に縦に動かし皮に切り込みを入れる
3.切り込みを入れた溝の両端に親指を入れ、皮と身の間に指が入ったら、指を滑らせるように一方向に押す
(出典:番組公式HPより)
第2位:目玉焼きはザルを使えば高級ホテル風に!
ザルを使うだけで高級ホテルのような濃厚目玉焼きができる!
ザルで漉す事で水っぽく味が薄い卵白は下に落ち、濃厚な卵白と黄身だけが残りホテルのような目玉焼きが出来る。
【方法】
1.ボウルにザルを重ね、そこへ卵を割る
2.フライパンに油をしき、そこへまず塩ふり、卵をそーっと入れフタをして弱火で焼く(水は入れない。先に塩をふることによって味が均等になる)
第1位:アサリは50度のお湯に漬けるとたった15分で砂抜きできる!
通常のアサリの砂抜きは3%の食塩水につけ一晩置くが、この得ワザは、50度のお湯の熱と貝を擦り合わせた際のショックを利用して、たった15分でアサリの砂抜きができる。
【方法】
約50℃のお湯に浸け、アサリ同士をこすり合わせ15分放置するだけ。
(出典:番組公式HPより)
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