簡単!ポリパン(ポリ袋)で作るアーモンドプチパン(バターなし)

アーモンドパウダーを買ったので、パンに入れてみました。

作り方は、梶晶子さんの「ポリ袋で作る天然酵母パン」という本の作り方を参考にしています。

「アーモンドパン」レシピ

◆ 材料:5個分

※本ではホシノ天然酵母を使っていますが、私はとかち野酵母を使っています。

材 料 ベーカーズ%
(粉200gに対して)
予備発酵用ぬるま湯(約40℃) 20g 先に準備する
予備発酵用砂糖 1g 先に準備する
予備発酵タイプとかち野酵母 2g 先に準備する
国産強力粉(春よ恋) 180g 90%
アーモンドパウダー 20g 10%
砂糖 12g 6%
2.6g 1.3%
水(予備発酵用のぬるま湯を含まず)
(室温が25℃以上:水温5℃
 室温が10℃以下:水温20℃)
96g 58%
(予備発酵用ぬるま湯と
合わせると116g)

はかりは、0.1g単位ではかれるものが便利です。更に、容器を乗せたまま0(ゼロ)にリセットできるタイプなら、材料を次から次に加えながら計れます。私は下記のタニタのはかりを使っています。

◆ 作り方

1)とかち野酵母を予備発酵させます。(10~15分)

❑ とかち野酵母の予備発酵の手順

  1. 35~40℃に調整したぬるま湯に砂糖を加え溶かします。
    (私は500wの電子レンジで10~20秒ほど加熱してぬるま湯を作っています。)
    ※保温し続ける必要はありません。
  2. とかち野酵母をダマにならないようにパラパラと加えます。1ヵ所に固めないのがポイント。
  3. ゆるやかに良くかきまぜます(ダマになっていなければかき混ぜなくてもOK)。酵母の粒は少し残っても構いません。
  4. 5分くらいで元気に泡立ち始めます。10分〜15分で発酵完了です。

2)ポリ袋に強力粉、アーモンドパウダー、砂糖、塩を入れてポリ袋の口をしっかり閉じ、ポリ袋を振って粉類を混ぜます。そこへ水と予備発酵の終わったとかち野酵母を入れます。

「ポリ袋で作る天然酵母パン」の作り方の動画がありました!

3)そのポリ袋の中に空気を入れ、上部をねじってしっかり閉じます。

4)閉じたところをしっかり握って、思いっきりポリ袋を振ります。(生地がだんだんひと塊になってきます。)

5)生地がまとまってきたら、袋の上から1分ほどこねます。

6)生地を袋の上から軽くまとめ、ポリ袋の上部を軽く結びます。中が透けて見えるタッパーなどの容器に入れて生地の高さにテープを張って印をつけます。(※写真はかぼちゃパンを作った時のものです)

7)一次発酵させます。そのまま室温において生地の高さが2.5倍になったら一次発酵終了。

冷蔵発酵させる場合は、夏はすぐに冷蔵庫の冷蔵室に入れます。春と秋は2時間程室温において1.5倍位に膨らんでから、冷蔵庫の野菜室に入れます。冬は4~5時間程室温において1.5倍位に膨らんでから、同じように冷蔵庫の野菜室に入れます。(注:夏だけ冷蔵庫の冷蔵室

砂糖がたくさん入った生地は冷蔵庫でそのまま3~4日、砂糖が入っていない生地は2日程度保存可能です。時間をおき過ぎると生地がだれてべとついてきます。そうなった場合はピザ生地にするといいです。(※写真はかぼちゃパンを冷蔵発酵させて作った時のものです)

8)分割します。台に分量外の強力粉を振り、ポリ袋を切り開いて生地を取り出します。ベタついている場合は、生地の上からも粉を振り、5等分します。

9)丸く成形します。手粉をつけて、生地を半分にたたみ、とじ目を上にしたらさらに半分にたたみます。表面が丸くなるようにととのえ、端をつまんでしっかりとくっつけます。

10)二次発酵させます。オーブンシートを敷いた天板に並べ、上にアーモンドパウダーをパラパラとのせます。その際、乾燥しないように大きなポリ袋に天板ごと入れ、空気を入れて口を結んでおきます。約2倍ほどの大きさにふくらみ、表面がペタペタしなくなったら二次発酵終了です。

11)焼成。予熱あり220度で10~12分焼きます。途中でこげそうになったらアルミホイルをかぶせて調整してください。

かすかに甘みの感じられるパンになりました。バンズとして惣菜パンにしてもいいですし、トーストしてバターとジャムを塗ってもおいしいです。