ホームベーカリーでもっちり「ごはんパン」

私が使っているホームベーカリー「siroca」(SHB-612)には、ごはんパンのコースがありますが、いつも自分の好きな全粒粉入り食パンや他の食パンばかりを焼いて、ごはんパンは焼いたことがありませんでした。

私は、全粒粉入りのパンが好きで、自分で焼く食パンはほぼ全粒粉入りです。 食は少しでも健康にいいものを、と思って取り入れているというとこ...

(その他のホームベーカリー食パンレシピはこちら

今回、思い立ってごはんパンを焼いてみました。

◆ ごはんパンレシピ

材料:1斤分

※ 私はインスタントドライイーストの代わりにとかち野酵母を使っているので、ごはんと水の量を少し調整して焼きました。(インスタントドライイーストを使う場合の siroca のレシピも載せました。)

材 料 とかち野酵母
のレシピ
HB sirocaの
ドライイースト
のレシピ
予備発酵用ぬるま湯(約40℃) 40g
予備発酵用砂糖 2g
予備発酵タイプとかち野酵母 4g
インスタントドライイースト 3g(小1)
強力粉 250g 250g
砂糖 20g 20g
6g(小1) 6g(小1)
スキムミルク 8g(大1) 8g(大1)
バター 18g 18g
ごはん 130g 150g
110g 140g
ごはんが温かいまま作り始めると、イースト菌の過発酵の原因になります。必ずごはんは冷ましてから作るようにしてください。
ごはんと水を合わせてふやかすと水がほとんど残りませんが、レシピ以上の水を加える必要はありません。
室温が25℃を超える場合は、水を約5~10ml減らしてください。

作り方

1)最初に分量の水とごはんを合わせてよくほぐし、水分が蒸発しないようにラップなどで蓋をして約1時間ふやかします。(※ siocaのホームベーカリーのレシピにはこのように書いてありその通りにしましたが、次の↓やり方の方が早く簡単のようです。)

又は、ごはんだけを2重にしたビニール袋に入れ、口を開けたままごはんを指で潰しながらよく揉みます。やわらかくなったら、水分量の一部(大さじ1)を加えてさらに潰します。

2)とかち野酵母を予備発酵させます。(10分〜15分)

 【とかち野酵母の予備発酵の手順(詳しくはこちら

  1. 35~40℃に調整したぬるま湯に砂糖を加え溶かします。
    (私は500wの電子レンジで20秒ほど加熱してぬるま湯を作っています。)
    ※保温し続ける必要はありません。
  2. とかち野酵母をダマにならないようにパラパラと加えます。1ヵ所に固めないのがポイント。
  3. ゆるやかに良くかきまぜます(ダマになっていなければかき混ぜなくてもOK)。酵母の粒は少し残っても構いません。
  4. 5分くらいで元気に泡立ち始めます。10分〜15分で発酵完了です。

3)予備発酵させている間に材料をそろえ計ります。(私は0.1g単位で計れるタニタのデジタル計量器を使っています。計りに容器を乗せたままゼロにリセット出来るのでとても便利です。)

4)とかち野酵母の予備発酵が終わったら、ホームベーカリーのパンケースに羽を取り付け、それぞれのホームベーカリーの取扱説明書に従って全ての材料を入れます。(sirocaの場合は水分が先なので、予備発酵の終わったとかちの酵母、ふやかしたごはん、強力粉、バター、砂糖、塩、スキムミルクの順に入れます。インスタントドライイーストを使う場合は、イーストは一番最後に入れます。)

5)パンケースをホームベーカリー本体にセットし、スタートボタンを押します。

ホームベーカリーで焼くパンは耳が固くなりがちですが、焼き上がりより10分~8分前強制終了して取り出すと、耳までやわらかいパンになります。

◆ ごはんパンの感想

小麦粉だけのパンより、もっちりで、どことなくおもちっぽいようなずっしりとしたパンが焼き上がりました。

スライスして冷凍保存したものをトーストしても、クラムのもっちり感はそのままです。

また、小麦粉だけのパンよりも固くなりにくく、ずっしりしているので腹持ちがいい気がします。

最後に、これは完全に好みの問題になりますが、私はやはり小麦粉だけのパンの方が小麦の風味や軽さがあってパンらしくて好きかな…(^^;

おもちは嫌いじゃないんですけどね…。

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